前回書いた通りでローコストな変形ギターを買ってみました。
DeanのMichael Schenker RETRO 中国製です。
最近の中国は世界の工場として発展の一途を辿っていますので以前の粗悪な製品ばかりでは無いだろうと予測して今回購入してみたわけです。
結果的に甘かったですが(苦笑)
軽く弾いてみると音の出ないポジションがある。フレット浮き及び擦りあわせ不良。特定のフレットだけ極端に低いとか、フレットの端がしっかり打ちこんでいないとか検品どうなっているのでしょう?
ARBブリッジの駒もきつくてオクターブが合わせられない状態だったので駒を削って調整。その後、オクターブ調整の為、弦を貼ったり緩めたりしていたらフレット浮きが更に酷くなってしまい一旦楽器店に返品しました。
戻ってきたら出音は多少改善されていましたがフレット浮きはそのまま。軽く擦り合わせしてありましたが完全には解消しませんね。まぁそういうレベルの楽器ということです。安いですから。
家具レベルの仕上がりとしては問題無いがフレット不良は楽器として致命的。
フレット打ち直しや擦り合わせを自分で行う覚悟があれば楽しく遊べるかも知れませんが、演奏と無関係なところに時間を割き過ぎますね。
さすがにこの手の製品は冒険的要素が大きすぎるので、GibsonやFenderの廉価品位がお買い得で安全だと思いますね。