ギブソンではなくてヤマハのSGがいっぱいなのです。まいったな、SG嫌いなんだけど(苦笑)
かなりのコレクターで別宅にギターを山盛りで持っているらしく、正月休みにギブソンあたりを中心に5,6本持って帰ったので弾きにおいでと連絡があって行ったわけです。
レスポールを2本、ヒスコレのLPカスタムオールマホとP90の付いたゴールドトップ弾いて来ましたがやはり良い音しますね。オールマホのほうはやたら重量があってネックが極太なので弾きにくいですが、ゴールドトップのほうは操作性も良く使いやすかったです。
P90は別名ソープバーとも呼ばれる有名なピックアップですが、今まで殆ど関心が無く弾く機会も無かったのですが、今回弾いてみて思ったのが1点。ハムであってもシングルコイルであってもレスポールに載せれば本質的にレスポールの音になるものだなと関心しました。
そもそもレスポールとしてはP90のほうが古いわけですし違和感が無いのは当たり前かも知れませんね。素直で力強い音が気持ち良いです。
30年前くらいのジェフベックモデルに似た構成のSCというギターや同じく30年前のストラトコピーモデルなども弾いてきまして感動の再会です。
でも今更弾いても懐かしいだけで音はちょっと…(苦笑)
5万円前後のモデルばかりでしたが最近の廉価モデルと比較すると仕上げが格段に良いですね。最近のモデルは電気系が飛躍的に発達した反面、木工は雑なものが多いのでネックの仕上げの悪さがとても気になります。
昔のギターはピックアップは非力ですがネックの感触が気持ち良いのに関心しました。昔の国産廉価ギターも悪くないですね。
廉価ギターの質は昔のほうが良いですが、今のほうが良いエフェクターが多いしアンプの性能も良いので昔には戻りたくないですね。当時は速弾きしにくいネックやフレットに粒立ちの揃わないエフェクターやアンプを相手にしていましたから速弾き、タッピング、ハーモニクスを楽に行うことが難しかったです。
今回お邪魔したのが高中マニアのエンスーさん宅だったのでアンプはJUGGBOXの30年もので3ボリュームなのに全然歪まないしアンプのトーンコントロールの効きは大甘。エフェクトは同じく30年前のヤマハのSB-100というエフェクトボードでローファイだしハイ落ち酷いしで当時の苦労を再現してきました。私もSB-200使ってた時期がありますが、そりゃまぁ当時としては画期的でしたが今となってはねぇ(苦笑)
SGも高中モデルを中心に何本か弾きましたが、やはり昔同様SGは嫌いなのを再確認して帰りました。ちょっと無理(笑)