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基本となるのはライトハンド奏法です。こんなのですね。
譜面にするとこんなのです。 サンプル1
通常ギターの場合指版を押さえるのは左手ですが、右手も使ってしまおうって発想ですね。左手のハンマリングオンから、さらに右手中指(人差し指)のハンマリングオンを追加するスタイルです。
その後右手中指(人差し指)のプリングオフから左手のプリングオフを行い、トリルへと移行するのがヴァンヘイレンの得意技なのを知ってる人は多いですね。
さて、こんなもんは出来て当然。下のように右手もフルに使ってしまうエイトフィンガーってのもあります。
さて、タッピングの説明です。
タッピングってのは、直訳の通り叩くだけです。ハンマリングオンからいきなり音を開始させます。ゆえにピックもいらない。ピックでタッピングさせることも当然可能です。
ボスハンド
下の写真を見ると左手の向きが変でしょ?逆に握ってますからね。左手の腹で6弦全てをミュートしているのです。
基本的には左手の人差し指・中指、右手の人差し指・中指を使ってタッピングします。
普段と左手の感覚が逆になりますから慣れるまでは結構苦労しますが.....それだけです。(笑)音的には多少奇をてらった感じのフレーズになりますね。
シングルハンド
下の写真の通りで右手を6弦全部のミュートに使うため、左右の手が交差します。左手でタッピングします。
サンプル3
一見簡単そうですが、ボスハンドの方が簡単ですよ。とにかく忙しい。6弦からストレッチ気味なスケールアップでタッピングを1弦まで繰り返し、再び6弦に戻ってくるとボロボロですね。とっても疲れるのであまりやりたくない技です。
タッピングハーモニクス
ハーモニクスってどう出すか分かりますよね。弦長の正数倍の分母を持つ点を軽く触れた状態でピッキングすることによって発生します。
触れた指はすぐに弦から離さないと一瞬で弦振動が減衰しますから要注意ですね。開放弦の場合、弦長の1/2が12フレット、1/3が7フレット。1/4が5フレットになります。
1/5が3.75フレット、1/6が3.2フレットになりますが、そこまで使うケースは少ないようです。
さて、タッピングハーモニクスですが、ピッキングとハーモニクスポイントの押さえを右手の指1本に兼ねさせてしまう技法です。
例えば5弦の7フレットを左手で押さえて同じ5弦の19フレットでタッピング(叩いたらすぐに離す)を行うと倍音が綺麗に出ますね。
左手はそのままで14フレットをタッピングしましょう。さらに12、11、10フレットで音が出れば完成です。
理論的には11フレットは10.75フレット、10フレットは10.2フレットが正しい位置ですが、ハイポジションに行くほどフレット間隔が狭いため、多少曖昧な位置でも音が出るのです。
ですからタッピングハーモニクスは左手で押さえた位置から3,4,5,7,12フレットで発生可能と考えておくと楽ですね。
今のはナット側から数えましたが、ブリッジ側から等分することも当然可能です。
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